上演情報/ソノノチ 新作上演(2023年7月20日〜23日)

【結成10周年企画】

ソノノチ×Robin Owings『あなたはきえる』

川の流れと同じように、私たちは刻々と変化し、生まれ変わっているのだとすれば、ひとつ前のあなたはきえていて、今のあなたもやがてきえる。きえたものが撚(よ)り合って、あなたになる。あなたはきえてしまったものでできている。

ソノノチの最新作は、Robin Owings制作のインスタレーションとの共演。かつて織物工場だったこの場所から、無常の風景へ漕ぎ出すように。ランドスケープシアターに続く、新作パフォーマンス作品。

(チケット購入:https://sononochinochi.stores.jp

※タイトル表記を、当初は『あなたは きえる』としておりました。ただ、創作をすすめて作品が実際に姿を現すごとに、タイトルは『あなたはきえる』とするのが、この作品のあり方に一番ふさわしいと思えるものになり、タイトルを修正しております。


ソノノチ×Robin Owings『あなたはきえる』

構成・演出:中谷和代
美術制作:Robin Owings
出演:藤原美保、芦谷康介、宇津木千穂、岸本昌也、筒井茄奈子


一本の糸があって
ふれそうで ふれずにいた
聞こえるけど 聞かずにいた
見ないふりをして ないものとした

ひとつ前の あなたはきえる
あざない よりそい むすべたら


【上演日時】2023年

7月20日(木)17:00★
7月21日(金)13:00/17:00*1
7月22日(土)13:00*2/17:00
7月23日(日)13:00

※受付開始・開場は開演の30分前
※上演時間|約60-65分(予定)
※各公演終了後に物販を行います
★終演後、オープニングレセプション(お祝い会)あり

ポストパフォーマンストーク|
*1 21日(金)17:00の回
ゲスト:高木日向子さん(作曲家)
*2 22日(土)13:00の回
ゲスト: Robin Owingsさん(本作美術制作)

●インスタレーション展示
開廊時間|
7月21日:14:00ごろ〜16:00
7月22日:10:00〜11:30、14:00ごろ〜16:00
7月23日:10:00〜11:30
*各上演回の終演後にもご覧いただけます。インスタレーションのみの鑑賞は無料です。

【場所】
アトリエみつしま Sawa-Tadori(京都市北区紫野下門前町44)
《アクセス》
京都市バス 「大徳寺前」徒歩3分
京都市営地下鉄・烏丸線「北大路」駅 徒歩17分

【料金】
・一般:3,000円
・25歳以下:2,500円
・高校生以下:1,000円(前売・当日とも)
・祝!10周年チケット[縁]:5,000円(限定ノベルティグッズ)
・祝!10周年チケット[結]:10,000円(お礼の手紙+限定ノベルティグッズ)
・ツアー応援チケット:100,000円(限定ノベルティグッズ+当日パンフお名前掲載+上演映像付き)*支援いただいた金額は、他地域でのツアー資金に充てます。

※当日券は +500円(一般・25歳以下)
※各ステージ先着30名様限定

【チケット窓口】
ソノノチ オンラインショップ[事前精算/各種クレジットカード・コンビニ等]
https://sononochinochi.stores.jp

WEBフォーム(Corich)[当日精算]
https://ticket.corich.jp/apply/262907

メール[当日精算]
希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先を明記の上メールをお送りください。こちらからの返信を以てご予約完了となります。

チケット予約開始日:5月26日(金)


【あなたはきえる】オープニングレセプション参加券

展示と上演の世界初演日!ささやかですがレセプション(お祝い会)を行います。この特別な日にメンバーと乾杯をしたり、作品の感想を一緒にお話しましょう。ぜひご参加お待ちしております!

日時:7月20日(木)18:30-19:45くらい(途中、入退場自由)
※ソノノチ×Robin Owings『あなたはきえる』上演のチケットを購入されている方のみご参加いただけます。当日上演をご覧になっていない方でも、すでに別日の上演チケットを購入済みの方はご参加いただけます。
※当日、体調の優れない方のご参加はご遠慮ください。

参加費:1000円(ドリンク代)
※フードはありません。

申込み:https://sononochinochi.stores.jp/items/64874f96057a680033e65d94


【終了しました】本番会場での公開リハーサル鑑賞券 (10枚限定)

本番と全く同じ形ではありませんが、本番会場で作品の進行状況をご覧いただけます。また、リハーサル後には、皆さんからのご感想をぜひお聞かせください。

日時:7月15日(土)15:30 スタート ※上演時間 1時間ほど
場所:アトリエみつしま Sawa-Tadori(京都市北区・大徳寺そば)
料金:800円
申込み:https://sononochinochi.stores.jp/items/64874f00c49f18002feec2c0


【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi2.sononochi.com


●プロフィール
ソノノチ

旅するパフォーミング・アート グループ。近年はインスタレーションの手法を用い、屋外や空き家での上演をはじめ絵画・音楽・建築など他分野のアーティストとのコラボレーションを行う。2020年より、全国各地の風景を舞台機構としてとらえ、遠景から眺めるように鑑賞する「ランドスケープシアター(風景演劇)」を発表。静岡/HARAIZUMI ART DAYS!2019〜2022、愛媛/とうおんアートヴィレッジフェスティバル(2021年)などに招聘される。

(撮影:中谷利明)


Robin Owings

1991年米国アラバマ州出身。幼少期に合気道を始める。大学で人間生態学、植物学、美術を専攻。絵画・音楽・インスタレーション・パフォーマンス等様々な芸術作品を制作。2015年に来日。合気道を続け、自然とアートを子ども達と体験することに力を入れている。HARAIZUMI ART DAYS!2020〜2022にアーティストとして参加。
http://www.robinowings.com

(Robin Owings)

●クレジット
舞台監督:脇田友
演出部:neco
楽曲製作:瀬乃一郎
衣装:清川敦子
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ
制作部:渡邉裕史、田中直樹、永澤萌絵
アーカイブ:柴田惇朗

協力:一般社団法人フリンジシアターアソシエーション、
原泉アートプロジェクト、サファリ・P、スピカ、
劇団三毛猫座、廃墟文藝部、日向花愛、森岡りえ子

主催・製作:ソノノチ/合同会社nochi

supported by KAIKA 芸術文化振興基金助成事業

【ワークショップ】7月3日16時〜「身体への理解を深める/わたしのからだを体験しよう」(講師:高野裕子さん)《7月のソノノチワークショップ「ソノノキン」》

今回は、身体について学ぶシリーズとして、ゲストに振付家・ダンサーの高野裕子さんを迎えて、ワークショップを行います。

簡単なボディ・ワークを通して「わたしのからだ(心と身体)」をゆっくり感じ、眺めてみたいと思います。
そして参加者の皆さんと、言葉や何かでお互いに伝え合い、共にからだについて考えてみましょう。
身体表現をされている方も、普段からだを動かす習慣がない方も、ぜひご参加ください。

日 時:7月3日(月)16時〜18時
参加費:2,500円
定 員:8名
会 場:KAIKA(京都市下京区岩戸山町440 江村ビル2F)
持ち物:動きやすい服装(寝転んで動きます・ジーパン不可)、飲み物

<プロフィール>
高野裕子
神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻卒業。渡独後、関西を拠点に活動。キッズ・クリエイティブ・ダンス、特別支援学級アウトリーチ講師、武庫川女子大学実習助手、ミツヴァテクニック講師、「からだであそ部」主催などを務める。「nomad note dance」「芦谷康介と高野裕子」「みゝず」に参加。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科修士課程在学中。


(撮影: yayoi)

【お申し込み方法】
ソノノチオンラインショップにてお申し込みいただくか、
または、メールにてお申込みください。
ソノノチメール(info@sononochi2.sononochi.com)に、お名前・連絡先(電話番号・メールアドレス)・参加人数を明記の上、ご連絡ください。

※ソノノキンのお申込みは、開催前日の7月2日(日)までとさせていただきます。ご了承ください。

※当日の飛び入り参加は受け付けておりません。
事前にお申込みをしていただけますようお願いいたします。

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【ソノノキンとは】
京都を拠点とするパフォーミング・アート・グループの「ソノノチ」が主催するワークショップ形式で行っている稽古場。演劇を創作するなかで必要な基礎能力を培うために、月1回程度開催しています。毎回テーマに沿って持ち寄った知識や技術をみんなで共有し、能力の向上につなげます。経験や年齢を問わずどなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。

【お問合せ】
ソノノチ
電話:090-6206-8990(藤原)
メール:info@sononochi2.sononochi.com

【6月17日(土)・21日(水)開催】ソノノチカフェ企画

公演関連企画として、「カフェ」のような和んだ雰囲気の中で、みなさんとお話する「ソノノチカフェ」を開催します。

私たちが作品の創作拠点として使用しているKAIKAの上のスペースのキッチンで開催します。

稽古場を開くのとはまた別のかたちで、今回はより身近な「場」を開いてみることにしました。

【6月17日・21日開催】ソノノチカフェ企画 参加券

私たちの活動拠点である京都では、この数年間、カンパニーとしての活動が少なかったですが、2020年の京都芸術センターや京丹波町質美での公演以来、本格的に全国を旅しながら作品を制作しています。

今年も5月にkumagusukuで、作品制作のプロセスをアーカイブする展示を通じて、各地での創作を発信する機会を持ちました。そして、展示やSNSだけでなく、もっと近い距離感で私たちの想いを伝える場をもちたいと思っています。

最近のソノノチのクリエイション状況や新作『あなたはきえる』についてのお話をしたり、メンバーとのゆったりとしたおしゃべりをする場を開きます。(今回の作品の参加メンバーもひょこっと顔を出すかもしれません)

写真や文章だけでは伝えきれない私たちの思いや活動は。うまくいっていることも大変なこともありますので、ありのままにお伝えするつもりです。

(写真:『いられずの豆』(2018)より)

今回のイベントでは、Spice of life Coffeeさんと初コラボさせて頂いた、ソノノチの作品鑑賞に寄り添う、オリジナルブレンドのコーヒーの試飲もできます!
クリエイションの一環&10周年記念として、イメージの打ち合わせと試飲を重ねて作ったコーヒーもぜひ味わってみてください。
ソノノチ オリジナルブレンドコーヒーについてはこちら

ソノノチメンバーが最近読んだ本やボードゲームなんかも置いたりしておこうかと思っています。

お知り合いと一緒に参加も、もちろん歓迎です。お気軽にお立ち寄りくださいね。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


日 時:6月17日(土)17:30-19:30
6月21日(水)18:00〜20:00 ※入退場自由です

会 場:AKIKAN キッチンスペース(京都市下京区岩戸山町440 江村ビル3F)

参加費:500円(フリードリンク、ソノノチ中谷が厳選したちょっと特別なお菓子つき)

申し込み・予約:https://sononochinochi.stores.jp/items/648749edce1b81002df1f365

(メール等でご予約で、当日現地でのお支払いもお受けできます。お問合せフォームにて受付しています)


次回開催は、8月26日(土)午後を予定しています。

《終了御礼》ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

『風景によせて えんをめぐる』-2023-の全会期が終了しました。

ご来場いただいた皆さん、気にかけてくださったりメッセージをくださった皆さん、会場のkumagusukuの皆さん、この場を一緒に作り上げてくださった関係者の皆さん、改めて本当にありがとうございました。

この数年、グループで熱心に取り組んできたアーカイブという活動は元々、コロナ禍で上演が中止になるリスクにそなえて、作品制作と創作プロセスの記録を並行し始めたことがきっかけでした。そこから時間が経ち、コロナをめぐる生活様式も変化する中、今回の展示は改めて場をひらくこと、そしてアーカイブのもつ言葉の広さに向き合った機会だったと振り返ります。原泉アートプロジェクト代表の羽鳥さんをお招きしたトークイベントや、Spice of life Coffeeさんとのコラボレーションなど、新しいことにもチャレンジできました!

この3年間で、私たちは計4回の展示を開催しました。一つの作品をつくりあげる過程には、膨大な時間とプロセスが存在しています。プロセスを大切にすることは、そこにたしかにいた自分たちと、そこにあった様々な縁を大切にすることだと思います。ただ、展示として表現できるのはその中のほんの一部分でしょう。今後もプロセス便(※アーカイブした記録を再編集し、映像・テキスト・グラフィックなどさまざまな形にアウトプットして上演後に予約者にお届けする取り組み。)はじめ、展示以外のアウトプット方法も今後検討していきます。

展示で振り返ったことを次のクリエイションにつなげるアイデアも出てきています。コロナ禍をきっかけに始めた活動ではありますが、このように、開催することの「新しい意味」が、年々増えていっているように私自身感じています。

えんをめぐる、旅は続きます。

ソノノチ 中谷和代



◆次回上演予定
『あなたはきえる』
7月20日〜23日 @アトリエみつしま
新作久々の地元京都での新作上演となります。チケットの一般予約受付開始は、5月26日から始まります。
http://sononochi2.sononochi.com/performance202307/

◆展示品やコラボグッズを販売中
今回のソノノチ展で展示されていた現物の展示品を販売中です。会期は終了しましたがぜひご覧ください。また、ソノノチの作品のイメージや、10周年記念にリニュアルしたカンパニーロゴを知っていただくために、大阪のSpice of life Coffeeさんとはじめて1からつくった、オリジナルブレンドのコーヒーも販売中です。冷めても美味しい、ここだけでしか飲めないブレンドをお楽しみください。
https://sononochinochi.stores.jp

お知らせ/ロゴをリ二ューアルしました

今年、カンパニー立ち上げ10周年企画の一環として、カンパニーロゴをリニュアルしました。今の私たちを反映した、新しい皮膚をまとうような気持ちです。デザインは、長年ソノノチの宣伝美術を担当してくださっているデザイナーのほっかいさんにお願いしました。

私たちは2020年より制作をスタートした作品群「ランドスケープシアター」をはじめとする、上演をするフィールド(場所)に焦点を当てた作品制作を通じて、引き続き新たな地平にチャレンジしていきます。ほかにも、変化の多い時代をゆっくりと歩むこと、身体と声が持つ可能性を引き出すことなど‥‥私たちの創作にかける想いがたくさん詰まったロゴになりました。

ソノノチというカンパニー名が伝わることももちろん大切ですが、それ以上に、自然から感じる息吹やパフォーマーの呼吸など、総じて今私たちが表現にこめている「風」のようなものを受け取っていただければ嬉しいです。そして、これからも皆さんと一緒に10年、20年と歩みを進められることを祈りつつ、これまでの感謝とこれからの新鮮な気持ちをもって、大切にしていこうと思います。

これからもソノノチを宜しくお願いいたします。

 

【ソノノチからのお知らせ】合同会社nochi1周年

京都を拠点に、パフォーミングアーツのカンパニーとして活動している「ソノノチ」のマネジメント会社として、そして今後より多彩なフィールドで活動を継続するために、2022年5月2日、合同会社nochiを立ち上げました。
(そもそもあまり広く告知できていませんでした。すみません。)

おかげさまをもちまして、合同会社nochiは今日、設立1周年を迎えました。

まずは、これまで支えてくださった皆さまに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

下記、代表のコメントです。


【5月2日が特別な日になった日のこと】

去年の今日、まだまだコロナの影響が残る中、マスクをつけて法務局に行った日のことを思い出します。午前中に会社を設立したらお願いすることになるであろう税理士さんに会っていて、「では、法務局に行ってきます!」気合十分に別れたものの、それなりに人生で初めてのことですから、緊張していました。しかも行きがけに雨が降ってきて、バスも混み合ってて、幸先が悪いようにすら感じました。

法務局に来るのは、京都舞台芸術協会の登記の申請手続き以来、かなり久しぶりのことでした。スーツ姿で右往左往している人たちを横目に、登録免許税の印紙を買うための6万円を脇に握りしめて、おそるおそる書類を提出しました。昨晩何度も確認したけど、それでもミスがあったらどうしよう。何だか、準備したことを試されるテストのような心地でした。職員さんは手慣れたように書類を受け取り、「受理しました」と言いました。あまりにその瞬間はあっけなく、そのままなんとなく1階に降りてベンチに座りました。これが会社設立の瞬間でした。

そわそわしていました。スマホを落っことしそうになりながら、設立にあたってお世話になった方と、家族と、カンパニーのメンバーに、順に連絡をしました。まるで子どもが生まれましたよ、とでもいうように。たくさん「おめでとう」と言ってもらったり、「ここからはじまりだからね」と激励の言葉をもらいました。

そういえばふと、今日は何の日だろうと気になって、スマホで調べました。八十八夜、そうかお茶にちなんだ日が多いのはこのためか。郵便貯金の日、交通広告の日・・・。実はこの日を選んだのは特に理由はなく、書類の準備が整ったのがこの日で、しかもここを逃すとゴールデンウイークが終わるまで手続きができなくなるからです。もちろん誕生日とか、劇団の旗揚げ日と一緒にするとかそれこそいろいろな候補はあったのですが、それまで置いておくとこの気持ちがどこかに行ってしまいそうだったので、出せる最短の日に出すことにしました。一年の中で、自分にとって特別な日がこうして増えることは、それはそれでいいなと思えました。

そして、法務局での次の手続きはなんだろうと、会社設立の参考にしていたウェブサイトを開いた時に、「会社設立におすすめの日はいつ?」という特集が目に止まりました。なんだ、設立におすすめの日なんてあるのかと思い開くと、一番上に2022年5月2日がありました。この日は暦上では<一粒万倍日>と言って、一年に数日しかない貴重な日だったのです。一粒の種籾から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数の米が穫れることから、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると考えられるそうです。何かをはじめるのにはとても縁起の良い日だったのです。

運がいいと喜ぶ反面、これはもはやこけられない・・・とも思いました(笑)。
舞台芸術で社会と関わり合っていくこととはどういうことだろう。私たちのやっていることの影響とはどんなものだろう。私たちは何ができるだろう。何がしたいだろう。考え続けた一年でした。そして、これからもこの問いはずっと続いていくでしょう。
マネジメント団体であるソノノチは今年で10周年を迎える中、nochiはまだよちよち歩きを始めたばかりの会社です。初心と感謝を忘れずに、これからも舞台芸術を通じたたくさんのチャレンジをしていきます。そして、できればご一緒に。ぜひ、皆さんの活動とも様々なかたちでコラボレーションさせてください。

今後とも、もはやこけられない合同会社nochiを宜しくお願い申し上げます。

代表 中谷和代

【5月9日19:00~】ワークショップ「作品アーカイブをどうするか①『できごとに先立つ記録』」《5月のソノノチワークショップ「ソノノキン」》

「作品アーカイブをどうするか①『できごとに先立つ記録』」

この3年間、舞台創作プロセスのアーカイブ(記録)ということにかなり熱心に取り組んでみて、私たちなりに気づいたり感じたりしていることがたまってきました。
そこで、今回ワークショップという形で皆さんとシェアできればと思います。
記録をとるというと、例えば「メモをとる」「写真をとる」のように、そこで起こったことを受け止めてとります。
しかし、アーカイブは実際にはこのような受動的なやり方だけではないかもしれません。
できごとに先立つ記録とはどのようなものか、ソノノチがこれまで行なってきた独自のアーカイブの紹介も交えながら、一緒に手を動かして体験してみましょう。

【テーマ】「作品アーカイブをどうするか①『できごとに先立つ記録』」
【日 時】2023年5月9日(火)19:00-21:30
【会 場】KAIKA(京都市下京区岩戸山町440番地 江村ビル2F)
【参加費】¥2,000

【お申し込み方法】
ソノノチオンラインショップにてお申し込みいただくか、
または、メールにてお申込みください。
ソノノチメール(info@sononochi2.sononochi.com)に、お名前・連絡先(電話番号・メールアドレス)・参加人数を明記の上、ご連絡ください。

※ソノノキンのお申込みは、開催前日の5月8日(月)までとさせていただきます。ご了承ください。

※当日の飛び入り参加は受け付けておりません。
事前にお申込みをしていただけますようお願いいたします。

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【ソノノキンとは】
京都を拠点とするパフォーミング・アート・グループの「ソノノチ」が主催するワークショップ形式で行っている稽古場。演劇を創作するなかで必要な基礎能力を培うために、月1回程度開催しています。毎回テーマに沿って持ち寄った知識や技術をみんなで共有し、能力の向上につなげます。経験や年齢を問わずどなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。

【お問合せ】
ソノノチ
電話:090-6206-8990(藤原)
メール:info@sononochi2.sononochi.com

展覧会情報/ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

旅するパフォーミングアート・グループ、ソノノチでは、2020年より各地の風景を舞台に繰り広げる「ランドスケープシアター」シリーズを制作しています。

これまでの制作は、出会った人・もの・こととの目には見えない沢山の縁に支えられてきました。

今回は、昨年の静岡県掛川市原泉での滞在制作を取り上げ、全51日間の作品制作プロセスのかけら達を、地元京都で巡回展示します。

普段は見ることができない、上演にいたるまでの軌跡をぜひご覧ください。


【結成10周年企画②】ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

【日 程】2023年5月17日(水)- 21日(日)

【時 間】11:00〜17:00

【会 場】kumagusuku(京都市中京区壬生馬場町37-3)
[アクセス] ・阪急京都線「大宮駅」から徒歩5分
・京福電鉄「四条大宮駅」から徒歩5分
・JR、市営地下鉄「二条駅」から徒歩8分
・市営バス「みぶ操車場前」から徒歩1分

【観 覧 料】自由(ドネーション)/入場無料


《関連トーク企画》
「原泉での制作環境がアーティストにもたらすもの」

日時:5月20日(土)14:00-16:00
ゲスト:羽鳥祐子さん(原泉アートプロジェクト 代表・ディレクター)

原泉アートプロジェクト 代表・ディレクターの羽鳥祐子さんをゲストにお迎えしてのトークセッションです。
原泉という制作環境がアーティストに与えるイマジネーションとはどのようなものか。なぜソノノチはコロナ禍から5年間、この地域に通い続けるのか。
原泉との出会いがもたらした様々な変化、価値観の変容について、メンバーがお話しします。

当日でもご参加いただけますが、会場のスペースに限りがあるため、人数把握のため、事前予約にご協力いただけますと幸いです。

申込フォーム:https://forms.gle/LnDhqD5UerZMRojU8
(事前予約優先/当日空きがあれば当日参加可/定員20名)


会場では、「原泉アートデイズ」の5周年を記念して、これまでの作品と軌跡をまとめて製作されたアニバーサリーブック「HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book」の販売も行っています。

ソノノチがこれまで原泉アートデイズで上演した作品や、中谷和代のアーティストVOICEも掲載されていますので、ぜひご覧ください。


これまでの開催の様子はこちら

主催:ソノノチ/合同会社nochi
協力:原泉アートプロジェクト、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション
supported by KAIKA

【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi2.sononochi.com

photo by Wakita Tomo

【中谷和代_テキスト参加】「アンサンブル・フリーJAPAN」第2回演奏会

日本が誇る”あたらしい”オトを、をテーマに、国内初の新しい音楽を世界に発信し後世に残す活動を行う、若手プロ奏者たちによるオーケストラ「アンサンブル・フリーJAPAN」さんの第2回演奏会で、世界初演を迎える作曲家・高木日向子さんの『弦楽と歌のための新作』に中谷がテキストで参加しています。

高木さんとは、1月に茨木市クリエイトセンターで発表した新作 『双子の星』~空にむけて祈るとき~ に続いての協働です。

ご予約受付中です。ぜひお楽しみください。


アンサンブル・フリーJAPAN 第2回演奏会

日時|2023/4/14 [Fri.] 開演 19:00/開場 18:00

会場|横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール

入場料|一般 ¥3,000(当日 ¥3,500)学生 ¥2,000

指揮|浅野 亮介
* メゾソプラノ|石田 滉 

メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第2番 ニ長調 MWV N 2
高木 日向子:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
薮田 翔一:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20 弦楽合奏版(編曲委嘱:旭井 翔一、世界初演)

詳細・ご予約はこちら:
https://ensemblefree-japan.com/news/news9.html

《STUDIO OPEN DAY vol.2》京都芸術センター スタジオ・オープン・デー vol.2に参加します!

京都芸術センターで開催される《STUDIO OPEN DAY》vol.2にて、ワークショップを行います。

〈いま・ここ〉に、焦点をあてる

ソノノチでは、新しい形態の作品づくりに取り組み、これからも生み出していきたいと考えています。今回はコロナ禍の創作で生まれた屋外でのパフォーマンス作品「ランドスケープシアター(風景演劇)」の制作経緯や創作のうえで大切にしていることをレクチャーと体験を通じて共有します。体験では、立ったり歩いたりしながら、ニュートラルな身体づくりのためのワークに取り組む予定です。

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『ランドスケープシアター(風景演劇)』をつくるときに考えたこと
日時:3月26日(日)10:30∼12:00
会場:制作室6
料金:無料
定員:10名
対象:小学生以上 ※未就学児の要保護者同伴で見学のみ可

詳細・お申込:https://www.kac.or.jp/events/33214/

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《STUDIO OPEN DAY》とは
「明倫ワークショップ」をはじめとした様々なイベントを開催し、制作室を起点としながら、京都芸術センターの建物を丸ごと使って芸術を楽しむスペシャルなイベント。踊ったり、演じたり、へんてこなものや素敵なものを作ったり…普段なかなか接することのないアーティストたちと愉快な時間を過ごしてみませんか?