公演終了/6人の「これからの宇」

6人の「これからの宇(そら)」京都〜愛知ツアー公演、おかげさまで無事終了しました。

ソノノチはまだ劇団員が二人しかいない小さい劇団、しかも初めてのツアーという試みで、至らない点もあったかもしれませんが、関わって下さったキャスト・スタッフ含め15人近いメンバーのおかげで、充実した創作期間を過ごせたこと、また沢山のお客さまに観ていただけたこと、心から感謝しています。沢山の方にご来場頂き、本当にありがとうございました。また写真をまとめてウェブサイトに掲載しますので、ぜひご覧くださいね。

お客さまと関係者の皆さんに、心からのお礼とともに。(劇団員一同)

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次回のソノノチは、1月21日〜24日に京都のKAIKAという劇場で行われる「gate」という試演会イベントにて、短編作品を上演します。
藤原が、役者人生で初となる一人芝居にチャレンジしますので、こちらもどうぞお楽しみに!

【公演レポート】6人の「これからの宇(そら)」

ちいちゃんの生まれた日、星がとても綺麗でした。
私はその星を見ながら、ずっと考えていました。
時に近すぎて忘れてしまいそうになるし、同時に遠すぎて忘れそうになる、
すでに彼女が少し忘れてしまっている、彼女自身も含めて6人の、大切な人たちのこと。
これから1年間かけてお話します。
まもなく、この世界、この世界に到着します。

 

 

 

 

 

 


この物語は、昨年、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の舞台化に取り組んでいた時から構想していたものです。
自分の幸せとはなにか。また大切な人たちにとっての、幸せとはなにか。
それはどこから来て、どこに行くのか。「これからの宇」はここから、歩き出しました。

最初は宇宙や星のお話と思って書き始めたつもりが、不思議なことに、だんだんと家族の物語に見えてきました。
宇宙と家族は、どこか似ています。いつもそばにいるのに、ここにいないような気もします。
近すぎて忘れてしまいそうになるし、そして同時に、遠すぎて忘れてしまいそうになります。
いえ、私のように親元を離れて生活していると実際に、どこか忘れてしまっているのです。
わたしたちは、これから、どうやって寄り添えるのでしょうか?
私にもし、新しい家族ができたら、こんなお話をしてあげたいと、そう思います。
(演出ノートより)


【作品名】
6人の「これからの宇(そら)」
【上演日】
京都:2015年10月2日(金)〜5日(月)
愛知:2015年10月17日(土)〜18日(日)
【会場】
京都:スペース・イサン
愛知:ナビロフト


脚本・演出:中谷和代
出演:藤原美保(ソノノチ)、佐々木誠(匿名劇壇)、藤田かもめ、あだち陽(晴天満月/宇宙メイカア)、三鬼春奈、吉田みるく(男肉 du soleil)

舞台監督・演出助手:北方こだち
舞台美術・小道具:栗山万葉
照明:真田貴吉
音響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)
衣装・ヘアメイク:たかつかな(何色何番)
楽曲製作:いちろー(廃墟文藝部)
京都公演制作:渡邉裕史(KAIKA劇団 会華*開可)
愛知公演制作:加藤智宏(office Perky pat)
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ、脇田友
物販協力:のちノのち
協力:ニシムラタツヤ

愛知公演折り込み情報

6人の「これからの宇(そら)」
チラシの折り込みは、10月16日(金)15時〜20時の間で、
各自折り込みでお願いいたします。
会場はナビロフト(名古屋市天白区井口二丁目902)
部数は150部です。

宜しくお願いいたします。

ソノノチ制作部

(愛知公演に向けて)愛知の皆さんへ/中谷のメッセージ

愛知の皆さん、はじめまして。京都の劇団、「ソノノチ」と申します。中谷(脚本・演出)と藤原(俳優)の今はたった二人の小さな劇団ですが、昨年「ミソゲキ」という大晦日のカウントダウンイベントに出演させて頂いたことをきっかけに、この度劇団初のツアー公演を愛知でさせて頂くことになりました!私自身もかつて2年ほど、名古屋に住んでいたことがありますが、この土地にまさか作品を持って来ることができるなんて、夢にも思っていませんでした。人生、本当に何があるか分かりません。

今回は、「宇宙」と「家族(家族のような人たちも含む)」についてのお話です。近すぎて忘れそうになる。でもすぐそばにある、いろんなものたちを詰め込んだ物語になりました。多くのスタッフ、キャストに支えられ、先日無事、京都公演を終えました。愛知では、どんなお客様との出会いが待っているんだろうと、今から楽しみでなりません。会場にて心より、お待ちしております。

ソノノチ 代表 中谷和代

 

公演直前!俳優さんたちによるメッセージ動画

6人の「これからの宇(そら)」に出演してくださる6人の俳優さんから、公演に向けての意気込みやソノノチの印象などについて一言メッセージを頂きました!ぜひご覧ください。

<中谷バージョン>

<藤原バージョン>

プレイリストはこちらから(YouTubeサイトが開きます)

6人の「これからの宇(そら)」関連企画情報 ※9/28更新

6人の「これからの宇」というタイトルにちなんで、6つの関連企画を実施します。
★お申込みはこちらから★

(その1)終了しました
一緒に考え、やってみる 俳優・演出家向けワークショップ(愛知)
テーマ:世界観を見つける ~「こんな感じ」って、どんな感じ?~
日時:9月21日(月祝)14:00-17:00
会場:名古屋市青少年交流プラザ(ユースクエア)活動室2
愛知県名古屋市北区柳原3丁目6−8)
料金:1,000円
定員:15名程度
申込先:https://ssl.form-mailer.jp/fms/5ec2b986387159

(その2)終了しました
ソノノチ 公演直前のごあいさつ(京都)
今作品の原作版 4人の「これからの宇」リーディング上演と、過去作品の紹介(展示)を行います。
日時:9月22日(火・祝)18:00-21:30(上演は18:00-18:30まで)
会場:AKIKAN(京都市下京区岩戸山町440江村ビル3F)
料金:上演のみ500円(チケット購入者は無料、当日購入可能)
申込先:https://ssl.form-mailer.jp/fms/5ec2b986387159

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(その3)終了しました
チケットプレゼント企画(愛知)
劇団員がインターネット上でのストリーミング番組「M’s Junction」に出演し、その中でチケットプレゼント企画をします。
日時:9月15日(火)19:00-
こちらで放送を視聴することができます(ライブページをクリック)

(その4)☆NEW☆
終演後アフタートーク(京都・愛知)
ゲストの方をお招きして、アフタートークを実施します。
ソノノチの作品のルーツを知る上で、欠かせない面々です!
[京都公演ゲスト]
10月3日(土)14:30 田辺 剛(劇作家・演出家/下鴨車窓)
10月4日(日)14:30 廣瀬愛子 山崎光一郎
10月4日(日)19:00 山口まなみ 脇田 友
10月5日(月)14:30 大原渉平(劇団しようよ)

[愛知公演ゲスト]
10月17日(土)15:00 かしやましげみつ(孤独部)
10月18日(日)11:00 長谷川公次郎(名古屋演劇アーカイブ)
10月18日(日)15:00 後藤章大(廃墟文藝部)、いちろー(廃墟文藝部/作曲家)
※18日(日)11:00のステージは、「コウジロウさんと行く!ミソゲキ参加劇団観劇ツアー」の対象公演となっています。詳しくはこちら

(その5)
物販部ソノノチノチによる、手作り雑貨販売(京都・愛知)
作品の物語をモチーフにした、手作り雑貨を販売します。観劇の記念に、ぜひお持ち帰りください。※ラインナップ作成中
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(その6)
オリオン座流星群をソノノチと見に行こう!(星の案内人による解説付き)
公演終了後に極大になる、オリオン座流星群を観に行くツアーです。
(希望者がいれば、京都から車に同乗することも可。先着順。要問合せ)
日時:10月22日(木)夜
場所:比良げんき村(滋賀県大津市)(予定)
料金:2,000円
申込先:https://ssl.form-mailer.jp/fms/5ec2b986387159

イベント出演のお知らせ:ソノノチとあそぼう!

下京図書館のおたのしみ会イベントで、絵本の読み聞かせイベントをソノノチが担当させていただくことになりました。読み聞かせ以外にも、手遊びやリズムゲーム、折り紙など盛りだくさんの内容でわいわい賑やかにやりたいと思います!
ぜひ遊びにきてくださいね。

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下京本楽隊ワークショップイベントvol.1
「ソノノチとあそぼう!」
写真 2015-08-09 11 28 10

日時:8月29日(土)
第一部> 11:00-12:30 第二部> 14:00-15:30
※15分前開場、途中入退場自由です。

会 場:下京図書館(京都市下京区新町通松原下る富永町110-1)
参加費:無料
定 員:各回10名程度
対 象:幼児〜小学校低学年くらいまで(親子参加も大歓迎!)

お問い合わせ:下京本楽隊(担当 紙本)075-353-1660

 

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こんな感じで図書館の中にも掲示をしてくださっています!

公演情報:6人の「これからの宇(そら)」

ちいちゃんの生まれた日、星がとても綺麗でした。
私はその星を見ながら、ずっと考えていました。
時に近すぎて忘れてしまいそうになるし、同時に遠すぎて忘れそうになる、
すでに彼女が少し忘れてしまっている、彼女自身も含めて6人の、大切な人たちのこと。
これから1年間かけてお話します。
まもなく、この世界。

ソノノチ2015
6人の「これからの宇(そら)」
脚本・演出 中谷和代
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京都公演:2015年10月2日(金)〜10月5日(月)
@スペース・イサン(京都市東山区本町10丁目151-1)※地図

愛知公演:2015年10月17日(土)〜10月18日(日)
@ナビロフト(愛知県名古屋市天白区井口2丁目902)※地図

[京都公演]
10月2日(金)19:30-
10月3日(土)14:30- 19:00-
10月4日(日)14:30- 19:00-
10月5日(月)14:30-

[愛知公演]
10月17日(土)15:00-
10月18日(日)11:00- 15:00-

★チケット料金(京都・愛知 共通)
一 般=2,500円(前売り、当日共通)
学生割=2,000円(要予約、要証明)
3人割=6,000円

★チケット予約
こちらのフォームよりお申込みください。

★キャスト
藤原美保、佐々木誠(匿名劇壇)、藤田かもめ、あだち陽(晴天満月/宇宙メイカア)、三鬼春奈、吉田みるく(男肉 du soleil)

★スタッフ
舞台監督・演出助手:北方こだち  舞台美術・小道具:栗山万葉
照明:真田貴吉  音響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)
衣装・ヘアメイク:たかつかな(何色何番)
楽曲製作:いちろー(廃墟文藝部)
京都公演制作:渡邉裕史(KAIKA劇団 会華*開可)
愛知公演制作:加藤智宏(office Perky pat)
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ、脇田友  物販協力:のちノのち

協力:のちノのち、NPO法人フリンジシアタープロジェクト、匿名劇壇、晴天満月、宇宙メイカア、男肉 du soleil、ドキドキぼーいず、廃墟文藝部、KAIKA劇団 会華*開可、何色何番、office Perky pat、ニシムラタツヤ(AfroWagen) ほか
supported by KAIKA

★お問い合わせ
こちらのメールフォームよりお問い合わせ下さい。

★タイトルにちなんだ、6つの関連企画
1)一緒に考え、やってみる 俳優・演出家向けワークショップ
2)ごあいさつイベント(前作4人の「これからの宇」リーディング)
3)ストリーミング放送にてチケットプレゼント
4)終演後アフタートーク ※一部、ゲストを更新しました
5)物販部ソノノチノチによる、手作り雑貨販売
6)オリオン座流星群を見に行こうツアー

関連企画の詳細は、こちらをご覧ください。

小劇場コモンズ(俳優向けワークショップ)のお知らせ

KAIKA(四条烏丸にある劇場)にて、主に俳優さんやダンサーさん向けのワークショップ講師をさせて頂くことになりました。
演出家と俳優の抱くイメージの擦り合わせを「こんな感じ」というキーワードを元に体感する2時間にしたいと思います。ご参加お待ちしております。

お申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/02eeb20e288525

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テーマ:「こんな感じ」って、どんな感じ?

作品をつくるときに、まず「こんな感じにしたい」というイメージがあります。おおよその場合、演出家が持っているイメージです。それは作品のコンセプトであったり、観た人に持たせたい感情だったり、ビジュアル(見た目の)イメージだったりします。
作品の世界観にしろ、役や演技のひとつひとつにしろ、頭の中にある「こんな感じ」を他の人と共有するには、どんな方法があるのでしょう。また、俳優はそこにどのように向き合い、表現すればいいのでしょうか。まずは言葉と身体でやってみます。慣れてきたら、絵や音など、それ以外の方法でもやってみましょう。

【日時】
9月8日(火)19時〜21時30分

【講師プロフィール】
中谷和代
京都の劇団「ソノノチ」主宰。演出家、劇作家、ワークショップデザイナー。京都舞台芸術協会 理事。自劇団の公演活動のほかに、「私の伝え方シリーズ」をはじめとした「伝える」ことに重きをおいたワークショップ実践や、高校演劇の指導、市民ミュージカルの演出なども手がける。

【団体プロフィール】
ソノノチ
2013年に社会人劇団である「劇団ソノノチ」から再旗揚げした、アートとデザインと舞台芸術のこれから(その後)を探るカンパニー。芸大を卒業したメンバーを中心に構成され、繊細なアートワークや物販も好評の劇団。
イベントや試演会への出演、3週間のロングラン公演のほか、今年10月には、初となるツアー公演、6人の『これからの宇(そら)』を上演予定。劇団員も現在募集中。

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【料金】
1,000円(一回券)

【定員】
各回15名程度

【参加条件】
俳優やダンサー、またはそれらを目指している方。年齢制限はありません。

☆お申し込みはコチラ☆
https://ssl.form-mailer.jp/fms/02eeb20e288525