【公演レポート】4人の「これからの宇(そら)」

病院のベッドで目を覚ますと、私のお腹には、向こう側を見通せるほどのきれいな穴が空いていました。その小さな爆発の瞬間に、この宇宙も始まったのかもしれないとすら、思ってしまいます。

今ここにいる あなたとわたし。
これからの方 向いているのは どっちかしら?

それは、私が見上げる空のずっと上のほうで、もやのようなものから始まったのです。
これまでわたしが見ていた、そしてこれからあなたと見ていく、この景色にきっとまだその頃は、上も下もなかったのだけれど。

 

 

 

 

 

 


【作品名】
4人の「これからの宇(そら)」
【上演日】
2014年12月29日(月)〜31日(水)(ミソゲキ2014参加作品)
【会場】
ナンジャーレ


脚本・演出:中谷和代
出演:藤原美保、中谷和代(以上 ソノノチ)、玉城大祐(劇団発泡鉄)、渡邉裕史(KAIKA劇団 会華*開可)

音響:北方こだち
楽曲制作:津久井道夫
小道具:臼田泰如

リンク:ミソゲキ2014
http://nagoyatrouper.com/misogeki/archive/2014/company.php

【公演レポート】8人の「さよならの絲(いと)」


ほんの少しだけ、隣にすわって。
今度はあなたから、さよならを言って。

 

 

 

 

 


ようこそ。
東の街は、はじめてですか?
鮮やかなベンチの並ぶ賑やかな広場。
季節の花々が咲く裏庭。
あそこに見える大きな杉の木を
曲がったところには、小さな床屋もあります。
そして、ここを訪れるすべての人を、街の住人が温かく迎えます。
彼らは様々に仕事を持ち、互いに支えあって暮らしています。広場で練り広げられる出し物に見入ったり、奥さん達の話し声に耳を傾けたり、疲れたらベンチで一眠りしても構いません。どうぞ何も怖がることなく、いらして下さい。

これは、初めて東の街にきたチャコが、自分の作品世界を模索しながら人々と触れ合う中で、徐々に仕立て屋としての服(役)を着て、いつか依頼をくれることになる未来の街の住人達とさよならをし、仕立て屋としてこれからを生きていく物語。


・作品名
8人の「さよならの絲(いと)」
・上演日
2014年3月8日(土)〜23日(日)
・会場
アートコミュニティスペースKAIKA


・クレジット
脚本・演出:中谷和代
出演:
玉一祐樹美(京都ロマンポップ)、村井春也。(何色何番)、藤原美保、蛭田幸恵(劇団ヘルベチカスタンダード)、澤 雅展(突き抜け隊)、マキノナヲキ、岡本健(劇団ZTON)、菅原陽樹
演出部 矢田部恵子、浜崎 聡(TROUBLE PiECE)
舞台監督 北方こだち
アートディレクション・宣伝美術 ほっかいゆrゐこ(劇団ソノノチ)
舞台美術 栗山万葉
小道具 廣瀬愛子(劇団ソノノチ)
照明 真田貴吉
音響 島﨑健史(ドキドキぼーいず)※﨑が旧字体なので注意
楽曲制作 津久井道夫
衣装・ヘアメイク たかつかな(何色何番)
衣装アシスタント 廣瀬 雅
制作 大瀧周平
広報・宣伝 弘津なつめ
歌唱指導 三木万侑加
イラスト 森岡りえ子
物販協力 のちノのち
ウェブ 中谷和代